楽曲リスト

この度、ホームページの作成に当たり、楽譜の改定をしました。歌そのものは変わっていませんが、いくつかのコードを演奏しやすいようシンプルにし、楽譜の間違いなども訂正しました。楽譜そのものもきれいに、見やすくなりました。

以前の楽譜を持っていらっしゃる方は、新しい楽譜をダウンロードしなおしていただければ幸いです。

♪歌・演奏をしてくださった方々♪

浅野史子さん、安間登起子さん、伊藤かおりさん、土浦めぐみ教会オープンバンドの皆さん、名古屋福音伝道教会の皆さん、保浦宏規、保浦牧子

神様に近づこう

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「私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」
                     ヘブル人への手紙4章16節

大須教会の2022年の年間聖句です。
「特に『大胆に』という言葉が印象的です。コロナの時代となって、私たちは自粛が体に染み付いてしまい、何事も控え目にしてしまう傾向にあると気づきます。まさに大胆さを失っています。
 この聖句にあるように、私たちが神に大胆に近づくことを神ご自身が願っておられます。大胆に神に近づき、この聖句通りに、大いに恵みと助けをいただきましょう。そして、大胆に、前向きに、積極的に生きる年にしましょう。」
―大須教会月刊紙OLIVE、巻頭言より抜粋―

 音源は昨年の年末に教会で録音したものです。クリスマスから年末にかけて、少しコロナの感染者数が落ち着いていましたので、集まっていた教会のメンバーに歌ってもらいました。このご時世、普段は大きな声で歌うことを控えていますので、1回だけ練習して、一発撮りです。大人も子どもも心を一つにして、勇気に満ちた明るい声で歌ってくれました。本当に久しぶりの貴重な時間でした。またこうしてみんなで歌える日が来るといいなぁ、と思います。
お一人お一人に神様の力強い助けがありますよう祈りつつ・・・。

神様に近づこう ピアノ伴奏譜

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♪神様に近づこう♪ のピアノ伴奏譜です。必要な方はダウンロードしてお使いください。

小さな野の花

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 今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっとよくしてくださらないでしょうか。・・・・ですから明日のことまで心配しなくて良いのです。明日のことは明日が心配します。    マタイ6:30〜34(抜粋)

 今年(2021年)3月に弟が癌のため、53歳で召されました。2年前に病気とわかった時には、既に手術ができない状態でした。弟は約180センチの長身で体も大きく、小学生の頃、故郷の新潟の寒い冬を半袖の体操着で通したほどで、自他共に認める健康体でしたので、診断された当初はとてもショックを受けたのではないかと思います。
 その数ヶ月後、弟の招待で家族全員が集まり、食事をする機会がありました。弟は自分の病状の経過報告と共に、私たち家族に「一寸先は闇かもしれない、でも僕にとっては一寸前は花畑だ」、と語ってくれました。病気になってから散歩をするようになって、家の近くの花畑を歩きながらふと思ったのだそうです。実際にその後、闘病生活の中で、体の辛さだけでなく精神的な面でも多くの試練を経験したと思いますが、最期までいつも前向きで、周りにいる私たちの方が逆に励まされていました。
 私も近頃よく散歩をしますが、道端に咲く小さな花や公園に咲く季節の花々を見る度にマタイ6:30〜34の聖書のみことばが心に浮かびます。また、明日のことを心配しなくても、神様が良くしてくださると信じて、精一杯生きた弟の姿が重なってきます。いろいろ心配することがあっても、花を見て心癒され、勇気づけられています。

 この歌は、7月に行われたTCU(東京キリスト教学園)の教会音楽講習会の課題として作ったものです。作曲講座で武義和先生の丁寧なご指導をいただき、ことにピアノ伴奏のアイディアをいただきました。また、曲のイメージにぴったりの優しく、澄んだ声で歌ってくれたのは、教会に来ている二人の方々です。ご指導、ご協力により、私の心の中で生まれたささやかな歌がかたちになり、しだいに風景を帯びていきました。聴いてくださる皆さまにも、そよ風とともに花の種が届きますように。

いつでも希望を(Choir ver.)

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♪いつでも希望を♪をクワイヤ風に編集したものです。昨年から続くコロナ感染症の影響で、皆で集まって歌うことができないので、それぞれ録音したものを集めて編集しました。それで「クワイア風」です。大人と子供、合わせて30人ほどが参加していますが、まるで一緒に歌っているように聴こえます。今の技術は素晴らしいです!(それを駆使する人もすごいです!)生活も礼拝もコロナ禍でたくさんの制約の中にありますが、この時だからできた試みは、まさにどんな時でも道が備えられていることを感じさせてくれました。実は、今年のイースター礼拝では歌声とともに、歌っている人の映像もスクリーンに映しました。ここでは皆さんの生き生きしたお顔を見ていただけないのが残念ですが、音声から感じ取っていただければ幸いです。

伴奏はオーケストラ音源(アム ・トニーさん作)ですが、ピアノ伴奏譜もありますので、ダウンロードしてお使いください。

いつでも希望を

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「望みを抱いて喜び、苦難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。」ローマ人への手紙12章12節

昨年、2020年は「新型コロナウィルス」によって翻弄され、不安や緊張の多かった一年でした。そして、年が明けてもまだその状態が続いています。誰もが少なからず感染症の影響を受けました。人生を狂わされるような経験をされた方も少なくはありません。目に見えないほど小さなウイルスにこんなに苦しめられる事になろうとは、思ってもみませんでした。
 
 さて、今年も教会の年間聖句に合わせてテーマソングを作りました。この聖書の言葉は、使徒パウロがローマの教会に向けて書いた手紙の一節です。苦しみの中にあったローマ教会の人々に向け、パウロは単に苦難に耐えるようにというだけでなく、苦難の中でも喜び、望みを抱く積極的な生き方を勧めています。 
 苦難の中で希望と喜びを見出すのは簡単ではありません。その時には理由がわからない苦しみもあります。しかしその中でもがき、必死で祈りながらも、神様が必ず希望の夜明けを与えてくださると信じる事ができたなら、苦しみの意味も変わってくるかもしれません。そして、そばにいる誰かと分かち合えるなら、気持ちが少し楽になるのではないでしょうか。この歌がそんな時のお供になれば幸いです。

オーケストラの音源は作曲家のアム ・トニーさんが作ってくださいました。ソプラノとアルトの美しい歌声と合わせて、希望の光が見えてくるような気がします。集まる事のできない今なので、別々に録音しましたが、それがこんなに調和したのも、嬉しいかぎりです。どうぞ一緒に歌ってみてください。

音源の最後には少しザワザワ…と音が入っていますが雑音ではなく、コロナ前に人がたくさん集まっていた時の教会や周りの雰囲気を出したくて、あえて入れていただきました。鐘の音は教会の玄関に取り付けられているカリヨンの響きです。

心を燃やして主に仕える

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「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に使えなさい。」ローマ12:11

 大須教会(※)は昨年会堂の全面改修工事を行い、9月に待望の新会堂が完成しました。三角屋根に十字架のデザインの素敵な礼拝堂です。12の鐘からなるカリヨンが時を知らせます。
 そして、この新しい年に私達は「自分自身を神様にふさわしい者として建て上げる」事を今年一年の目標として掲げました。年間聖句のローマ書のみことばを思い巡らしながら、少々強いかもしれませんが、「私達は誓う」ということばを歌詞に入れました。素晴らしい事をしてくださる神様に対し、決意を持って仕える者となる事を、声を合わせて一年間歌い続けていくことができるように、との願いを込めました。曲はカリヨンをイメージする始まりです。曲の拍子は三角屋根の「3」、三位一体の「3」を感じさせるものにしてみました。ちょっとした遊びです…。
 
※「名古屋福音伝道教会」は現在、通称である「大須教会」をメインに使用しています。

おはよう

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「すると、イエスが彼女たちに出会って、『おはよう。』と言われた。彼女たちは近寄って御足を抱いてイエスを拝んだ。−マタイ28:9−

 イエス様が十字架にかかられ、葬られてから3日目の朝、墓を見に来た女たちは御使いに「(イエスは)もうここにはおられません。・・・よみがえられたからです」と告げられます。恐れと喜びの中で、急いで弟子たちに知らせるため走って行った彼女たちの前にイエス様が現れ、「おはよう」と声をかけられたのです。
 「おはよう!」何と明るく響く言葉でしょう。ここを読んだ時に心の中に、ぱあっと朝の光が差し込んでくるような感覚を覚えました。十字架の悲しい出来事が復活の喜びに変えられた瞬間です。イエス様は一体どんな様子で、どんな声で女たちに声をかけられたのだろう?女たちはその挨拶をどのように受け取ったのだろう?10年以上前から、イースターを迎える度にそんなことを想像し、いつか歌にしたいと温めてきました。
 実は、この言葉は元々のギリシャ語では「喜びなさい」という意味の言葉だそうです。翻訳をされた方が日本人の感性にしっくり来る言葉を色々と思い巡らし、「おはよう」という言葉を選んだのかもしれません。復活のイエス様の声が私の心にも聞こえてきました。

 2番の歌詞は天国の事を想像して書きました。肉体の死は苦しみ、痛み、悲しみ、別れなど様々の辛い経験を伴います。しかし、天の国でイエス様の御声を聴いた時に、そのようなもの全てから解放される・・・天国の希望の風景を想い描いていただけたら幸いです。

 音源の声は菊池紹子さん(日本同盟基督教団 碧南聖書教会牧師夫人)です。
お人柄の通り暖かく深い声で歌ってくださっています。

 ※ソロで歌われる場合の伴奏譜もありますので、必要な方はお問い合わせください。

主こそただひとりの神

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 2018年の教会のテーマソングとして作りました。主題聖句は「それは、地のすべての民が、主の御手の強いことを知り、あなた方がいつも、あなたがたの神、主を恐れるためである。」ヨシュア4章24節です。

 最近、私たちの教会には子育てファミリーが増えてきました。礼拝堂のスペースの関係で母子礼拝室が3階にあり、モニターでの礼拝となりますが、礼拝の終盤に差しかかると親子連れがゾロゾロと1階の礼拝堂に降りて来て、一番前の席に陣取ります。そして最後の頌栄の曲、教会のテーマソングは子供達も一緒に全員での賛美となります。
 みんなに聞こえるくらい大きな声で歌う子、少し大きくなって恥ずかしそうに歌う子、楽しそうに身体でリズムを取っている子・・・成長の段階によっていろいろですが、とても楽しい賛美の時です。

 本当に元気で可愛い子供たちです。教会のランチのお手伝いをしてくれたり、「アーメン!」と、お祈りに合わせたり、大活躍!!神様が教会に与えてくださったこの子供たちを愛おしんで育てたいと思います。また、子供たちにも教会を自分の家と思って育って欲しいと思います。

 そこで、この年のテーマソングには子供たち(とご両親、CS教師も加わりますが)が歌う部分を作りました。この子供たちもみんなで一緒に賛美しつつ、神様の力強さを味わっていきたいと願います。そして初代教会のように「・・・すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。」(使徒2:47)という教会になりたいと思います。

※伴奏譜あります。お問い合わせください。

御国が来ますように

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l   御国が来ますように
       「御国が来ますように。」マタイの福音書6章10節

 名古屋福音伝道教会の2016年のテーマソングです。

 御国(天国)のことを考えるときに、私たちは死んだ後の行き場所のように思います。しかし、イエスさまは、「今生きているその場所に御国が来るように祈り願いなさい」と言われるのです。御国は行く場所でなく、自分のところに引き寄せるものなのです。
 つまり、私たちは「今を御国に生きているように生きる」のです。
         ~教会の月報オリーブ 2016.1巻頭言より~

 主の祈りの一節であるこのみことばを、子供の頃から何百回も何千回も・・・数え切れないほど繰り返してきましたが、もちろんそう願ってはいましたが、どこか漠然としていて自分の生活とはかけ離れていた気がします。でも、御国はどこか遠くの私たちの及ばないところで実現するのではなく、今ここにいる私たちの中に与えられるのですね。「今を御国で生きているように生きる」、とはどんな生き方をすることなのでしょう?このことを思い巡らしつつ祈り、与えられた場所で精一杯生きる人になりたいと思います。

 私たちの教会では、毎週の礼拝の最後にその年のテーマソングを歌います。音源は礼拝に参加した皆で歌ったものです。小さな子どもたちも一緒に歌ってくれるのがとても可愛く、嬉しいです。この歌が歌う人の祈りとなれば幸いです。

※簡単な伴奏譜もあります。必要な方はお問い合わせください。

誰かのために

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 「三本の木」という絵本があります。三本の若い「木」たちが将来を夢見て語り合いました。自分たちがどんなにすばらしい役立つ物になるのか、大きくすばらしい夢を抱いていました。やがて木は育ち、山にやって来たきこりに切り倒されます。いよいよその時が来た、と三本の木たちの胸は高鳴ります。

 ところが彼らから作り出されたのは、抱いていた理想とは全く違う、粗末な道具でした。彼らの夢は無残にも敗れてしまったのです。
 しかし、実はその道具は、神様が本当に必要とされる大切な物だったと後でわかります。そして、三本の木たちは自分たちが願っていた以上にすばらしい物に作られたと気付くのです。

 大きな夢を抱いて高く高く伸びていった木たちの姿も清々しいものですが、夢が破れて全く違う物に作られても、最後にはそれを積極的に受け止めていく姿に感動しました。逆説的ですが、自分の為に必死になって生きるよりも、誰かのために生きる事が、実は自分がいちばん生かされる生き方なのかも知れませんね。そして、私たちに本当の命を与えるためにこの世に生まれてくださったイエス様の事も歌のメッセージに込めました。


三本の木
アンジェラ・エルウェル・ハント作 / ティム・ジョンク画 / 津久井正美訳
いのちのことば社

約束の地へ

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 十数年前に、家族で1年間アメリカに滞在した事があります。滞在中に旅行に行った先での出来事です。夜に山の中のキャンプ場のような場所を通りかかると、星がきれいだったので、車を止めて星を見ようということになりました。車から降りてエンジンを切った途端、辺りは真っ暗になりました。私たちの普段の生活では、暗さに目が慣れればだんだん周りの様子が分かってくるものです。ところがその時に経験したのは、まさに真っ暗闇でした。あまりの暗さに驚きました。いくら目を凝らしても、すぐそばにいる夫や娘の影さえも見えません。近くの川のザーザーと流れる水の音だけが響いていました。お互いの手を握っていないと立っていられないほど恐ろしく感じました。ところが上を見上げると、空には満天の星です。数え切れないほどの星がちりばめられた空は澄んでいて、どこまでもどこまでも続いているように見えました。忘れられない、感動的な光景でした。
 創世記12章に、アブラハムが、神様の言われたとおりに行き先を知らずに旅に出た事が書かれています。神様は、彼に祝福の約束を与えられました。そして、空の星を示して、「あなたの子孫はこの星の数のようになる」と言われました。彼はその約束だけを信じて出かけたのです。
 一族郎党を引き連れて、どこに向かってよいかもわからずに旅をする。一族の長としてどれほどの不安を覚えたことでしょう。長い旅の間には、もう一歩も進めなくなるような出来事もあったかもしれません。アブラハムは旅の途中で幾度となく空の星を見上げ、神様の約束を思い出し、心に刻み付けたのではないでしょうか。いつか必ず約束の地に辿り着くのだと信じ、旅を続けたアブラハムの信仰に思いを馳せました。

生きる

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 その日、家に子供の友達が遊びに来ていて、とてもにぎやか、というよりうるさくて、私は部屋の中ににいることができなかったのです。それでやむなく庭に出て、草取りをすることにしました。なかなか抜けない雑草にイライラしながら、牧師である主人が先ほど「今度の日曜の説教題は”こんなはずじゃなかった”という題なんだよ」と言っていたのを思い出していました。「こんなはずじゃなかった…今の私にぴったりだわ」。そんなことを思っているときにふとできた歌です。

 人生には予定外の出来事がたくさん起こります。「あの時もしこうだったら…」「あれさえなければ…」、そして「こんなはずじゃなかったのに…」。
 私は29歳の時に「膠原病」という病気にかかりました。健康だけが取り得と思っていましたので、すぐには治らないような難しい病気にかかってしまったことはとてもショックでした。
 でも今、私はこの経験を決して無駄だったとは思いません。無駄どころか、私にとってとても大切な経験となりました。その時は痛みや辛さもありましたし、途方にくれて涙を流したこともありました。でも、そこで自分の弱さを知り、人の温かさも知りました。そして何より、すべてが神様の手の中にあると気づいた時に、生かされていることを感謝しました。

祈り

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この曲は私の記念すべき第1作目です。私自身がこんな祈りで一日をはじめたい、そしてこのように祈って終えたい、という思いを歌にしました。
一日という時間は毎日規則正しく過ぎて行きますが、神様が与えてくださった大切な時です。幸せであっても不幸であっても、どんな日も神様に感謝して大切に過ごしたいと思います。そして小さな一日一日を丁寧に重ねていく、そんな歩みをしたいと思います。

君だから選んだのさ

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 ある青年が洗礼を受ける時に、皆の前で話してくれました。「嬉しいときも辛い時もイエス様についていきたいです」。その言葉と、彼の姿がとても爽やかでした。若いながらも辛い経験をした彼ですが、その中で一生懸命に求めてイエス様に出会ったのです。あまり器用ではない彼は、これからもつまずいたり倒れたりしながらかもしれませんが、彼なりにひたすらイエス様について行くのだろうな、と思いました。祈りと応援を込めて作りました。

その日

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 アメリカのワーシップソングの歌詞に「Brand New Day」という言葉がありました。もともとそういう言い方があるらしいのですが、何と素敵な言い方だろうと感動しました。
 わたしは両親ともクリスチャンの家庭に育ったので、信仰を持った時にそれほどの劇的な大転換はありませんでした。特に、外からはとても自然な形でクリスチャンになったように見えたと思います。でも、そんな私でもイエス様を信じていこうと決めた時、新しい、それもとびきり新しい、特別な人生が始まった喜びに心がワクワクしました。この言葉を聞いて、その時の気持ちがよみがえって来ました。新しい人生の始まりとなったその特別な日を、いつまでも忘れずに大切にしたいと思います。

こうしてはいられない ~羊飼いたちのクリスマスソング~

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天の御使いがイエス・キリストの誕生の知らせた時、真夜中の荒野で羊の番をしていた羊飼いたちはどんな気持ちでそれを聞いたのだろう、と思いました。暗闇に光が差し、静が突然、動に変わった躍動感とともに、彼らの心も「今すぐに生まれたばかりの救い主に会いに行かなくては!」という思いに駆り立てられたのではないかと想像します。

 と同時に、自分自身の高校生時代にイエス様を信じる決心をした時感じた「嬉しくて居ても立ってもいられないような」気持ちを思い出しました。

Going Home

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2014年11月に母を天に送りました。明るく、働き者の母でした。細い体つきをしていましたが、私を先頭に4人の子どもを育て、牧師夫人として父の働きを支えました。

 母は晩年の数年間、病に苦しみました。日に日に衰えていく自分の体との戦いは辛かったと思いますが、「元気になるためにしっかり食べる」、「何とか元気でいられるためにリハビリをがんばらなくては」、といつも前向きでした。震える手で字を書き、毎晩欠かさずに聖書を読み、祈っていた姿は忘れられません。母の好きだった聖書の言葉は「昔よりの神は、住む家。永遠の腕が下に。」(申命記33:27)です。どんな時にも神様が支えてくださるという信仰は揺らぐことがありませんでした。

 特に最期の40日間ほど、それはそれは辛い日々でしたが、天国への希望を持ち、家族や周りの人々への感謝の言葉を遺して神様の御許に帰って行きました。

 この曲は、母が亡くなる数日前に、母を天国に送り出す歌として作りました。
母がずっと頼りにしていた神様の永遠の腕に抱かれ、地上での不自由な体から開放され、天の家で喜んで過ごすことができるように、希望と祈りを込めました。既に話をすることはできませんでしたが、母はじっと目を開けてこの歌を聴いてくれました。葬儀の時にも家族全員でこの歌を歌いました。自由になった母はきっと天国でイエス様を見つけた途端、歓声を上げて抱きついているのでは、と想像しながら・・・。

ひとつのからだ

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「あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。」(Ⅰコリント13:27)

名古屋福音伝道教会(NFDK)の2011年の一泊修養会のテーマソングとして作りました。教会は「キリストのからだ」に例えられます。そして教会に集まっているひとりひとりは各器官に例えられます。からだの中にいろいろな器官があるように、教会の中にもそれぞれ違った個性を持った人たちが集まっています。そしてからだの器官が絶妙なバランスでからだを保っているのと同じく、互いの個性を受け入れ、弱いところを補い合って「キリストのからだ」を形作っていくのが教会です。

 教会の修養会や総会の時に、教会のこれからの夢や、その実現に向けての具体的な事を皆で楽しくワイワイ話し合うのがNFDKの恒例行事です。それぞれが違っているからいろんなアイディアが生まれ、それぞれの個性で、より楽しく豊かになります。とても素敵な「からだ」です。

新しい事が始まる

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名古屋福音伝道教会(NFDK)の2014年の年間テーマソングとして作った曲です。
NFDKは2013年に創立60周年を迎え、10月に記念礼拝を持ちました。皆で教会の60年の歴史を振り返り、困難の時も祝福の時も、どんな時にも神様が道を用意してくださったことを感謝しました。

 そして2014年、 「見よ。わたしは新しい事をする。今、 もうそれが起ころうとしている。」(イザヤ43:19)のみことばを与えられて、61年目のスタートを切りました。「神様がしてくださる新しいことに期待して、恐れずに進んで行こう」という教会の皆の気持ちを歌に込めました。

私のささげもの

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 この曲は、教会の礼拝の中で使う「献金の歌」として作りました。
 私たちは神様からたくさんの良いものをいただいています。命、食べ物、着る物、住む所、仕事。家族や友達…。温かい光や爽やかな風も…。
 こんなに与えられているのに、それらがあって当たり前のように感じてしまうことがあります。それどころか、「あれがない、これがない・・・」と無いものばかりを探してしまったりします。
 でも、心を静かにして思いを巡らすと、神様がどんなに良いものをくださったか思い起こすことができます。私たちはその感謝の思いを「献金」という形で表します。
 献金と共に、神様に喜んでいただくために自分が何を差し出すことができるのか、そんな思いで献げたいと思います。